なぜアイリスト天野は、まつ毛パーマなのか?代表インタビュー Vol.3
2025 年は、当サロン「ローヤルビューティーセンター」がオープン 50 周年を迎える節目の年。「サロンを、会社を、お客様を守りたいー」使命感で走り続けた社長就任後の 10 年を経て、これからのサロンそしてローヤル化研の未来を、天野はどう描いているのかー。
目元のプロフェッショナル「アイリスト」がつなぐ・届ける「Eyelist」
父は生前、「まつ毛のパーマも二重まぶたも、同じ目の悩みだから、なんで両方やらないの? 一緒にプロデュースしたら?」とよく語っていました。 実はこの父の言葉が頭の片隅でずっと引っかかっていました。例えば、ずいぶん昔に、二重まぶた形成化粧品を上手に使うことができなかった方に、「まつ毛のパーマいかがですか?」とお声がけしたところ、数十年たった今になってもそれ以来ずっと通ってくれるお客様がいらっしゃいます。
道具としての二重まぶた形成化粧品があるからこそ「まつ毛パーマ」があり、そのような相関関係があるからこそ目元の悩みが解消できる。そういった父の考え方が、「ああ、そうだったんだな、だから今もこのパーマと化粧品が残っているんだな」と段々と分かるようになってきました。
ただ、2 つを同時に提供できる場所やターゲットとなる客層も違うため、なかなか「一緒に」という形にできなくて。そこで、同じ土俵に上げてやりたいと考え公安したのが、目元専用のメイク &ビューティーブランド「Eyelist」なのです。
「アイリスト」を育て「Eyelist」を届けていきたい
「Eyelist」をマーケットに届けていく際、キーとなるのが「アイリスト」だと考えています。当サロンのまつ毛パーマ施術者である「アイリスト」、つまり、目元のプロフェッショナルを育て、そのプロフェッショナルが作った商品を広げていくというような展開をしていきたいと考えています。
「今流行っているタイプのまつ毛パーマを試したけれども、まつ毛が上がらなかった」という方が最近はけっこう多くて、そういう方が当サロンの施術を受けると「上がらなかったまつ毛が上がった」「どうしてもカールが無理だった箇所が、ちゃんと綺麗になってる!」とおっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。 施術者のなかにも、「流行りのパーマでは、このまつ毛を上げるのは難しいな」「うちの方法だと、この方のまつ毛はきっとあまり上がらない。どうにかならないのかな」と感じている方もいらっしゃると思います。そういうちょっとした疑問を抱えているいる方が、当サロンの「アイリスト」に向いているかもしれませんね。
目元美容に対して軽く考えている人よりも、ある意味お悩みに “粘着質” でいるような目元特化型のプロフェッショナルを育て、プロであるアイリストを通じてEyelist ブランドをもっと広めていきたい。美容液にしてもトリートメントにしても、Eyelist シリーズの各商品には、それぞれストーリーがあります。そのストーリーをアイリストがしっかりと伝え、商品の良さが少しずつでも広がり、お客様にとって「無くてはならないもの」といった常備薬みたいな存在にさせたいと思っています。
お客様はもちろん、社員も幸せになる会社を目指して。五反田にも恩返ししたい。
今後は、お客様のことを第一に考えるということはもちろんなのですが、そこで働く社員も「仕事が楽しい。ここで働いて良かったな」と思ってもらえる会社にしていきたいと思っています。お客様も社員も、もちろん家族も、みんな幸せになってもらいたい、そういった方向で会社を動かしていけたらいいですね。
また、当社は五反田で長年お世話になっているので、五反田という街にもっと尽くしていきたいという想いもあります。最近は「五反田の顔」としてちょっとした個人活動をやっています。それは何なのかとまでは言えませんが、五反田という街が今の私を育ててくれたように、五反田で育つ人をもっと増やしていけたら楽しいでしょうね。